温泉成分インフォグラフィック
温泉の成分に興味を持ってもらうことや活用してもらうことを目的として、温泉成分を図視化しました。療養泉の分類や人の感覚を中心に選定した成分量を抽出して、図を作成します。また、インフォグラフィックを用いることでわかりやすく、親しみやすいデザインとしました。
- 提供している温泉の成分を知ってもらいたい
- 温泉に入っているが、成分などはよくわからない
- 温泉分析書は見たことがない
- 温泉の魅力を伝えたい
- 観光に活用したい
温泉成分インフォグラフィックとは?
温泉分析書から、療養泉の分類や人の感覚を中心に選定した成分量を抽出して、図を作成します。
温泉に入るときには、必ずと言っていいほど目にする機会があります。温泉がどのような成分でどういった泉質かを知ることができます。
温泉分析書の成分や数値だけ見ても、この成分が高いのか低いのか理解が難しく、なかなか活用できないとの声や、観光客、子どもにもわかりやすく伝えたいとの声がありました。そこで、成分や数値をわかりやすく、視覚的に表現できるよう作成しました。
療養泉の分類や人の感覚を中心に選定した成分量を抽出します。塩類泉の該当は2段階、浸透圧及び塩類泉の項目は3段階、その他を5段階で区分しています。
鉄(Ⅱ,Ⅲ)イオン、遊離二酸化炭素、遊離硫化水素は、”ゆげ”としました。
pHは、ツヤを表すひし形としました。
メタけい酸は、ツヤを表すひし形としました。
溶存物質は、塩類泉の該当の項目と、浸透圧の項目に分けて記載しています。
塩化物、炭酸水素塩類、硫酸塩類は、木おけで表現しました。
浸透圧は、仙人で表現しました。 塩類泉の項目は、木おけの”たが”としました。
成分の多い、少ないがわかるので、単体でも使用できます。(例:硫化水素1.2mg/kgと聞いて多いか少ないかの判断が難しいかもしれませんが、分類では5段階中の4段階なので多い方と認識できます。)
濃度の高い低いにかかわらずメリットがあります。低いと刺激が少なくやさしい温泉で、万人受けします。高いと個性がある温泉です。好みや相性ももちろんあります。
例えば、つるつる、すべすべの温泉に入りたい場合、pHの項目から多いものを確認するとよいですし、タマゴの様なにおいのする温泉に入りたい場合、硫化水素の項目を確認するとよいです。それ以外にも機能温泉浴や自分が好きな温泉の成分を比較するなど、様々な活用方法があります。
配色は、カラーユニバーサルデザインを意識した配色としています。また、炭酸のイメージは青、硫黄のイメージは黄色など、違和感の少ない配色となるように意識しています。
このような形で使用することができます。 *画像をクリックすると.pdfで表示します。
使用については、電子もしくは紙での申請をお願いしております。申請は、随時受け付けております。詳細は、使用要領と使用マニュアルを参照ください。ご不明な点は、お気兼ねなくご連絡ください。
申請先:大分県産業科学技術センター 工業化学担当
〒870-1117 大分県大分市高江西1-4361-10
担当:秋吉 akiyoshi(@)oita-ri.jp、柳 a-yanagi(@)oita-ri.jp