2050年カーボンニュートラル実現に向け、徹底した省エネ、再生可能エネルギー(再エネ)を積極的に活用する取り組みが加速しています。省エネではエネルギー消費の低減、再エネではエネルギー変換などの効率化が有効とされています。
大分県産業科学技術センターでは、エネルギー効率を向上する電動化技術の基礎となる電気、磁気に関する技術講座を開催しており、今回はモータ、パワー半導体、磁性材料の評価に必要となる電磁気計測技術をテーマにした講座「電磁気計測 ~自動車向けパワーエレクトロニクス計測~」を令和8年2月13日に開催し、県内の企業技術者の3社3名が受講されました。
講座は、岩崎通信機株式会社の長浜竜様を講師にお迎えし、「パワーエレクトロニクスにおける解析・電力計測」に関して、パワーアナライザやデジタルオシロスコープ、B-Hアナライザを取り上げ、各測定の原理といった基礎事項を座学で解説いただくとともに、実際の測定時に押さえるべきポイントについては実習を通して分かりやすくご説明いただきました。受講者からは、「正しい測定方法を体系的に学ぶことができた」「プローブの配線の引き回しが大変参考になった」などの声が寄せられ、実務に直結する内容として高い評価をいただきました。
電気機器の電気(電力)、磁気(磁界強度や磁気特性など)の測定、電気機器開発のための磁界解析などご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。
(電磁力担当 後藤慎)

研修の様子