【開催報告】「電磁気計測 -パワーエレクトロニクス講座-」を開催しました ~ものづくり技術人材リスキリング研修~

 2050年カーボンニュートラル実現に向け、徹底した省エネ、再生可能エネルギー(再エネ)を積極的に活用する取り組みが加速しており、省エネではエネルギー消費の低減、再エネではエネルギー変換などの効率化が有効とされています。
 大分県産業科学技術センターでは、エネルギー効率を向上する電動化技術の基礎となる電気、磁気に関する技術講座を開催しており、本講座では、モータ、パワー半導体、磁性材料の評価に必要となる電気計測技術をテーマに「電磁気計測」講座を、令和5年10月26日に開催し、県内の企業技術者の3社4名が受講されました。
 講座は、岩崎通信機株式会社の齋藤弘幸様を講師に迎え、「オシロスコープ、パワーアナライザによる電力計測技術」について原理や重要機能、使い方を座学と実習で分かりやすく解説いただき、受講者からは、“実務に役立つ内容”、“実習で学べた”など大変役に立ったとの評価をいただきました。
 電気機器の電気(電力)、磁気(磁界強度や磁気特性など)の測定、電気機器開発のための磁界解析などご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。
 (電磁力担当 城門由人)


研修の様子