C200:FT赤外分光光度計

●機器名
FT赤外分光光度計(顕微赤外分光分析装置)(H28.11.1 更新しました)
ftir-1ftir-2
keirin
この機器は競輪の補助を受けて整備したものです。
●概 要
有機化合物の定性分析を行う装置です。中赤外領域の連続光を分析対象物に照射し、赤外吸収を解析することで分子構造を推定します。顕微鏡下での微小部分の分析が可能です。製品中に混入した微小異物の原因究明のほか、リバースエンジニアリング、品質管理などに利用できます。
●型 式
サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)製
Nicolet iN10(顕微専用タイプ)、Nicolet iS5(コンパクトタイプ)
●仕 様

<顕微専用タイプ>
測定波数範囲:7800~650cm-1
<コンパクトタイプ>
測定波数範囲:7800~350 cm-1
最高分解能:0.8 cm-1
<その他>
透過測定
反射測定
ATR測定
顕微赤外分析(透過、反射、ATR測定)
データベースによる化合物検索

●活用事例 有機系物質の定性分析
無機・有機系基板表面の異物の定性分析
●担 当 工業化学担当