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特定計量器の検定および分銅の校正に使用します。基準器検査

特定計量器の検定及び基準器検査

計量器の検定

電子天秤と基準分銅(分銅の校正に使用します)

特定計量器で取引や証明に用いられるものには検定が義務付けられていて、特定計量器の精度・構造などが計量法に定められた技術上の基準に適合しているかの確認を行います。検定は、事業者からの申請を受け都道府県等の検定機関が行います。検査方法などについては特定計量器検定検査規則に定められています。検定には手数料が必要です。

検定有効期間一覧表(法施行令別表第三)

一般

特定計量器有効期間
有効期間
タクシーメーター
1年
ガスメーター
10年
(一部7年)
水道メーター
8年
温水メーター
8年
燃料油メーター
7年
(一部5年)
液化石油ガスメーター
4年
積算熱量計
8年
普通電力量計(定格電圧300v以下)
10年
(一部7年)
無効電力量計
5年
〃上記以外のもの
5年
最大需要電力計
5年

環境

特定計量器
有効期間
ガラス電極式水素イオン濃度計(PH計)指示部
6年
 〃検出部
2年
溶液導電率式二酸化硫黄濃度計
8年
紫外線式濃度計
8年
非分散型赤外線式濃度計
8年
化学発光式窒素酸化物濃度計
8年
ジルコニア式酸素濃度計
8年
磁気式酸素濃度計
8年
光電地式指針型照度計
8年
振動レベル計
6年
騒音計
5年

基準器検査

図

基準器検査証印


特定計量器を検定するのに用い、その基準となるものを基準器といいます。その基準器にも有効期間があり定期的に検査されます。これらは基準器検査規則に基づき検査されます。

 

計量の正確さ

トレーサビリティ

それぞれの計量を行ううえで世界共通の基準となるもの「国際標準」が定められています。それらは原器などと呼ばれており、これにより校正された日本の国家標準となるものが独立行政法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)等に保管されています。この国家標準は特定標準器といわれ、比較に多用されることはなく保管されており、通常は同レベルに校正された精度の高い特定副標準器が実務に使用されます。特定副標準器から校正され特定計量器の検定・検査に使用されるものを実用標準器や基準器と言います。そしてこの基準器と比較され特定計量器の精度が保たれています。このように世界の基準から次々と比較され精度が保たれている状態、言い換えれば身近な計量器が世界の基準につながっていることをトレーサビリティと言います。

校正

標準器等と比較調整することを校正と言います。

トレーサビリティ略図基準手動天秤
国際標準
↓校正
国家標準(特定標準器)
↓校正
特定副標準器
↓校正
実用標準器(基準器)
↓校正
計量器

分銅の校正に使用します

重さ(質量)のトレーサビリティー

質量の基本単位はkg(キログラム)です。この国際的な基準となる国際キログラム原器はパリにあります。日本のキログラム原器は数年ごとにパリで校正されています。このときの誤差は百万分の一単位に納められています。

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