平成29年5月19日(金)から平成30年2月28日(水)にかけて、技術研修「顕微鏡観察・硬さ測定等の微小領域の評価用試料作製研修」を随時開催しました。県内の金属製品、精密機器等の分野から3社5名のご参加をいただきました。
顕微鏡観察(光学顕微鏡、電子顕微鏡)や硬さ測定等は、素材や製品の研究開発、品質管理、品質保証等を進める上で重要な評価方法の1つです。それらの評価を行うための前処理として、切断による採取から鏡面研磨まで試料を調整することが求められます。本研修では、当センター職員が評価用試料作製に必要な基本的事項について説明し、受講される皆様から持ち込まれた素材や製品に対して、平成21年12月に公益財団法人JKAの補助により導入した試料埋込機や自動研磨装置を用いて、評価用試料作製実習を行いました。
試料の種類や観察目的により作製方法や作製に必要な日数は異なりますので、お申込みをされた皆様とは事前に日程や作製方法等についての打合せを行ない、個別に研修を開催しました。本研修を受講した皆様からは、「実際に目で見て、細かい要点等を聞くことができた。」、「自社にない設備等を見られる機会があり、勉強になった。」、「今後、お客様へ報告する際、より理解を深めた上で説明ができる。」と好評をいただきました。
今年度は研修の受付を終了しましたが、評価用試料の作製に関する課題をお持ちでしたら、「技術相談」(無料)と「機器貸付」(有料)により対応します。お問い合わせをお待ちしています。

自動研磨装置顕微鏡写真(矢印は硬さ測定箇所)